これ、読めるかな?
みなさん、こんにちは!
地域おこし協力隊の長澤です。
日之影に来てもう4ヶ月が経ちました。
7月の活動報告として、
今日はひのかげの名産のひとつをご紹介します。
『鬼灯』
読めますか??
日之影町に来てから、読み方を知りました!
今がまさにシーズンのこちら!!!
そう、ほおずきです!
日之影町のほおずきは徹底した品質管理、
細かく統一された出荷基準により、
市場からも高い評価を得ています。
一粒一粒が大きく存在感があり、
東京でも「ほおずき市」を開催し、
産地・商品共に有名ブランドとなっています。
ほおずきといえば今月やってくるお盆ですね。
お盆にほおずきを飾る理由をご存じですか?
大きく3つあると言われています。
1.提灯に見立てた道しるべ
その色と形から、ほおずきは自然界の提灯として、お盆に飾られるようになりました。お盆に飾る提灯は、故人があの世から帰ってくる道しるべとなるためです。
2.ほおずきの空洞に宿る
仏さまになった故人には体がありません。そこで仏さまは、中が空洞になっている場所に身を宿して過ごすと言われています。
3.お供え物を華やかに
農作物が不作の時など、お供えものに彩りを与えていたのがほおずきでした。
こんな理由があったなんて、知りませんでした。
かわいい~!きれい~!
としか考えていませんでした。(笑)
ほおずきの飾り方については
これといった決まりはなく
・仏花と一緒に花器に「挿す」
・お供え物と一緒に「置く」
・お仏壇や盆棚に「吊るす」
など、それぞれだそうです。
先日伺ったほおずきのハウス。
1万3千本あるそうです!!
一つ一つ手作業で、不要な葉を取り、実を取り、
蒸し暑いハウスの中でされていることは知ってはいましたが、
実際に作業されている様子を見ると、
また違う視点でほおずきを見るようになりました。
全ての野菜や物は誰かが作って運んで売ってくださっているから
自分の手元に来ているんだなと。
話が壮大になってしまいました(笑)
ほおずき、きれいですね。
このほおずきの中に
ご先祖様が宿ることを想像すると
お盆のほおずき選びもまた違ったものになります。
今年はひのかげのほおずきを実家に送ることにしました!
様々な人の手を渡って届くんでしょうね。
暑い日が続いているのは
東京でオリンピックが開催されているからでしょうか。
テレビを通して見るオリンピックは
いつもと同じ気がして
まさかこの同じ日本で行われているなんて
全然実感が湧きません、、、(笑)
感動を届けてくださる、選手、関係者のみなさまに
感謝を込めて。
みなさまの、おかげさま。