連絡帳

まちのこと

これ、読めるかな?

2021.08.05 ―

みなさん、こんにちは!

地域おこし協力隊の長澤です。

 

日之影に来てもう4ヶ月が経ちました。

7月の活動報告として、

今日はひのかげの名産のひとつをご紹介します。

 

『鬼灯』

 

読めますか??

 

 

日之影町に来てから、読み方を知りました!

今がまさにシーズンのこちら!!!

 

そう、ほおずきです!

 

日之影町のほおずきは徹底した品質管理、

細かく統一された出荷基準により、

市場からも高い評価を得ています。

一粒一粒が大きく存在感があり、

東京でも「ほおずき市」を開催し、

産地・商品共に有名ブランドとなっています。

 

ほおずきといえば今月やってくるお盆ですね。

お盆にほおずきを飾る理由をご存じですか?

大きく3つあると言われています。

1.提灯に見立てた道しるべ

その色と形から、ほおずきは自然界の提灯として、お盆に飾られるようになりました。お盆に飾る提灯は、故人があの世から帰ってくる道しるべとなるためです。

2.ほおずきの空洞に宿る

仏さまになった故人には体がありません。そこで仏さまは、中が空洞になっている場所に身を宿して過ごすと言われています。

3.お供え物を華やかに

農作物が不作の時など、お供えものに彩りを与えていたのがほおずきでした。

 

こんな理由があったなんて、知りませんでした。

かわいい~!きれい~!

としか考えていませんでした。(笑)

 

ほおずきの飾り方については

これといった決まりはなく

・仏花と一緒に花器に「挿す」

・お供え物と一緒に「置く」

・お仏壇や盆棚に「吊るす」

など、それぞれだそうです。

 

先日伺ったほおずきのハウス。

1万3千本あるそうです!!

一つ一つ手作業で、不要な葉を取り、実を取り、

蒸し暑いハウスの中でされていることは知ってはいましたが、

実際に作業されている様子を見ると、

また違う視点でほおずきを見るようになりました。

 

全ての野菜や物は誰かが作って運んで売ってくださっているから

自分の手元に来ているんだなと。

話が壮大になってしまいました(笑)

 

ほおずき、きれいですね。

このほおずきの中に

ご先祖様が宿ることを想像すると

お盆のほおずき選びもまた違ったものになります。

今年はひのかげのほおずきを実家に送ることにしました!

様々な人の手を渡って届くんでしょうね。

 

暑い日が続いているのは

東京でオリンピックが開催されているからでしょうか。

テレビを通して見るオリンピックは

いつもと同じ気がして

まさかこの同じ日本で行われているなんて

全然実感が湧きません、、、(笑)

感動を届けてくださる、選手、関係者のみなさまに

感謝を込めて。

 

みなさまの、おかげさま。