まちのこと
土の人の暮らし ~見立 大吹鉱山跡~ 後編
2021.11.05 ―
~大吹鉱山 後編~
ここからは、実際に鉱山跡や墓地に実際に現地を見に行った話し。
見立地区仲村の工藤晃一郎さんとお昼過ぎ頃出発。日隠(ひがくれ)林道を五葉岳登山口方面に向け車で40~50分ほど走り墓地入口に到着。
そこから、谷筋まで下り、30分程沢沿いを歩けば到着するはずなのですが、1時間沢を登ってもたどり着かない、歩けど歩けど着かない(-_-;)
…どうも入る沢筋を間違えたらしく、引き返すにも沢を下るのは危険と判断、幸いにも林道が上方に見えたので、軽いロッククライミングで直登!一旦道路に出ることに。(こうやって人は遭難するんだなと生命の危機を感じた瞬間であった)
もう一度看板の場所まで戻り、沢を入り直したら30分程で到着。(めっちゃ近いやん(笑))
かなりの数の墓石がありました、ここで生活していたのだろうと感じることが出来ましたが、増水のためか流された墓石も多数見受けられました。
数年前までは慰霊祭や管理をする人もいたようですが最近は行われていないようです。
今回は、沢を間違えて時間をロスしたので、ほんの一部しか見ることが出来なかったのが残念でした。時間がある時にまた来たいなと思います。
日之影町の歴史を途絶えさせることなく語り継いでいけたらなと思った、貴重な体験を出来た1日でした。