まちのこと
緑のふるさと協力隊活動レポート(小野満)-9月
2021.10.20 ―
こんにちは!緑のふるさと協力隊の小野満です。
10月に入り朝晩は寒くなりましたが、昼間はまだまだ夏のように暑いです。この気温差のおかげで先日、雲海を見ることができました…!
今回は真夏に行った活動「青刈り」について紹介したいと思います。
「青刈り」とは稲が育つ前の青い状態のまま刈り取ることをいいます。刈り取った青いわらは牛等の飼料として利用するするのが一般的ですが、日之影町の『わら細工たくぼ』では、この青わらを使ってわら細工を作っています。
僕も青刈りをたくぼのお手伝いで2週間ほど行いました。青い稲を刈り取るのは夏の作業になります。しかも水分をたくさん含んでいて結構重い!刈るのはバインダーという機械で行いますが、それを紐でまとめて、軽トラに積んで乾燥機へ運び入れる。毎回汗だくです…!
わら細工のお仕事は「座ってわらを綯うこと」というイメージでしたが、たくぼでは材料となる米作りから、わら細工の製作まで一貫して行っています。そのため、実際は年間を通して半分が農作業、半分がわら綯いだそうです。それほどわらの質を重視されています。
手伝いに行くたびに毎回少しずつわら綯いを教えて下さり、ついに鍋敷きが完成しました!このようなものづくりをするのは初めての経験で、自分もわら細工を作れるということに感動しました。
今回のお手伝いを通して、わら細工をつくることの大変さがよくわかりました。その一方で、たくぼの皆さんがわら細工を心から好きなこともよく伝わってきました。
僕もわら細工が大好きになりました!これからもお手伝いに行きます!たくぼの看板猫テトラ君とも仲良くなりましたよ!笑
第28期緑のふるさと協力隊 小野満