自分の「今」に意識した時間がもてていますか?
皆さま こんにちは!
地域おこし協力隊の甲斐 未有希です。
先日、11月18日~19日の1泊2日で「マインドフル森林セラピーツアー」が開催され、スタッフとして同行させていただきました。
そもそも、マインドフルネスを皆さんご存じですか?
私も少し前からよく聞くようになり気になっていましたが、きちんとした理解まではできていませんでした。
そこで、調べてみると。。。
マインドフルネスとは、現在において起こっている経験に注意を向ける心理的な過程である。 瞑想、およびその他の訓練を通じて発達させることができるとされる。
語義として「今この瞬間の体験に意図的に意識を向け、評価をせずに捕らわれのない状態で、ただ観ること」といった説明がなされることもある。
※引用:Wikipedia
とあります。
つまり今回のツアー、自然豊かな日之影町を丸ごと五感で感じながら過ごすマインドフルな時間ということでしょうか。
ツアーは2日間開催されましたが、私は1日目だけ同行させていただきました。その様子を少しご紹介します。
1日目はオリエンテーションを行い、森林セラピーコースへ。
森林セラピーとは、森の持つ癒し効果を科学的に解明し、心身の健康づくりに活かす取り組みのことです。日之影町は、平成18年に認定を受け、様々な取り組みを行っています。
そしてコースも町内に6つあり、今回は「石垣の村 トロッコ道コース」を歩きました。
このコースは「日本の遊歩百選」にも認定されており、日之影川の清流の眺めや古い史跡などを散策できるとして、四季を通して親しまれています。通常とは反対方向に進むルートで散策しました。
歩くときも、自分の足で地面を踏んでいることを感じ、冷たい風が頬をなで、自分の呼吸にも意識を向けていきます。
途中、川へおりて座観をします。川のせせらぎ、鳥のさえずりを聞きながら目を閉じます。
植物や山から湧き出る水、史跡なども楽しみながらゆっくりと進んでいきます。
新畑洞穴(にいばたどうけつ)
阿蘇溶結凝灰岩層の一部が崩壊したあとにできた洞穴で縄文時代の土器が発見されるなど人々の営みを伺うことができます。
キャンプ村へ到着する手前では、太陽の日差しが綺麗な影をみせてくれました。
夕食・宿泊は、日之影キャンプ村で。
BBQを行い参加者の皆さんで交流会を行いました。
今回の参加者は皆さん全員町外の方。色んなお話しを聞かせていただきました。
口を揃えて「日之影良いところ~」と言っていただけ嬉しいかぎりです。
食後のデザートは焚き火を囲んでマシュマロ焼き。
焚き火にもちゃんと癒し効果があるとのこと。
焚き火には科学的な癒し効果があるによると、、
焚き火には「1/f ゆらぎ」と呼ばれる成分が含まれています。「1/f ゆらぎ」は一定のようで予測できない不規則なゆらぎで、自然界に溢れています。水の流れる音や小鳥の鳴き声にも「1/f ゆらぎ」は含まれています。焚き火のパチパチという音だけでなく、炎のゆらぎといった視覚的な部分は、私たちに癒しを与えるのです。
ということで、朝から夜まで癒しの時間・マインドフルな時を過ごしていただけたのではないかと思います。
2日目の一心園のお茶飲み比べや、マインドフル・セラピー講和は参加できませんでしたが、また機会があれば是非体験してみたいです。
おかげさまで
いそがしく過ごす日々のなかで
自分の今に意識する大切な時間を過ごすお供ができました。