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まちのこと

ユネスコエコパーク 登録5周年記念シンポジウムが開催されました! vol.2

2022.12.14 ―

皆さま、こんにちは!

地域振興課 情報発信担当 地域おこし協力隊 甲斐 未有希です。

 

前回の投稿 vol.1 に引き続き、、、

 

第1部は基調講演

「祖母・傾・大崩ユネスコエコパークの登録と日之影町のこれから」と題して宮崎野生動物研究会理事長・宮崎の自然と環境協会会長である岩本 俊孝様にお話しいただきました。

・ユネスコエコパークの仕組みについて。保護区の設定方法が昔と現在と違う。

1)核心地域(原生的自然)

2)緩衝地域(教育活動、フィールド活動、施業も可能(ただし条件あり))

3)移行地域(地域の経済活動優先)

3つに分けているのがユネスコエコパークの特徴。

 

・尖峰と渓谷が育む森と水、いのちの営みを次世代へ ~自然への畏敬を込めて~

持続的な林業・農業を自然を大切にしてやっていきましょう。世界に向けて宣言している、登録から10年後に更新がある。その時に自然や文化や教育について、評価される、何をやってきたんだ、と。実を言うと今から頑張らなければならない。あと5年しかありません。

・端的にユネスコエコパークの構造を説明すると、持続可能性が大切、すなわち将来に向けてずっとこの地域の生活・コミュニティを存続させるというのが大前提。そういった中で生物の多様性がその地域の自然の豊かさを示している。地域をベースにして生物多様性を培っていきましょう、あるいは保存していきましょう。

この他、祖母傾地域の概念や、地質や地層、岩石について。

深い谷で岩が多種多彩にある。ボルダリングができるエリアが沢山あり、どんな地層があるからどんな岩があると考えて登ると面白いのでは?とのお話でした。

 

日之影町の自然の豊かさについて学ぶことができたと共に、自然の恵みに改めて感謝の思いでした。地形や地層から見る日之影町は面白く、この豊富な資源を沢山の方と共有し、守っていける仕組みづくりを築いていけたらならと強く思いました。

Vol.3に続く・・・!