連絡帳

まちのこと

土の人の暮らし ~やまじゅう(前編)~

2021.06.11 ―

こんにちは、集落支援員の佐藤です。
今年は梅雨入りが早く水不足に悩まされることはなさそうですが、気温が上がらず野菜の苗が育たないと「やまじゆう」のばあちゃん達が申しておりました。ほんとに朝晩は寒い。

さて今回は、集落支援員の仕事で行く、追川上地区の「やまじゅうふれあいくらぶ」について書きたいと思います。

追川上地区は百舌鳥山、尾大平、畑野の3集落で構成されます。

急峻な山間地で耕地面積は少なく、畑作と広大な森林を活用した林業を生業としてきた地区です。

「やまじゅうふれあいくらぶ」は3集落の有志で構成された地域活性化グループの名称で、年に2回の祭り(春・秋)、小学生対象の川遊びイベントなど開催しています。

【やまじゅう山菜まつり】毎年4月上旬に開催、春の山菜天ぷら(タラの芽・ヨモギ・ユキノシタ・セリ・たけのこ・藤の花など)を提供し皆さんに楽しんでもらっています。

【やまじゅう秋まつり】毎年11月上旬に開催、やまじゅうの紅葉を楽しんでもらい、手作りの豆腐やこんにゃくを使った煮しめや、旬の野菜や山菜を使った料理を提供。

手作りの豆腐とこんにゃく

煮しめ

準備風景

盛り付けられた手作り料理達

豆腐を固める前の「汲み出し豆腐」醤油や出汁醤油をかけて食べると抜群に美味い!

当日の様子

春・秋のまつりともに近くを散策して自然を満喫!、お腹が空いたところで、やまじゅうの四季を味わう食のイベントといった感じです!参加者は集落出身者、やまじゅうののファン、町内外の方など様々で、いろんな人とのふれあいを大切にしたい!そんなイベントです。

やまじゅうの施設は、集落出身の大工さんの助けを借りクラブ会員の手作りで完成させたものです。現在もコンクリート舗装をしたり、土手のネットをはったりいろんな事を会員の皆さんとワイワイ言いながら作業して作ってます!

ちょっと長くなってきたので、続きは後編で!後編ではもう1つのイベント「やまじゅうで山学校しよう!」について書きたいと思います。

後編へつづく…