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まちのこと

旧道経由で行こう。バスの車窓から見る日之影

2021.05.10 ―

こんにちは。地域おこし協力隊1年目の矢澤です!
日之影町にきて1か月、ウェブマガジン「おかげさまで日之影ライフ」に初投稿します!

今回は私の日之影町移住、初日を思い出して書きたいと思います。



ひとり心細く東京を離れ、延岡から大きなスーツケースを持ってバスに乗った3月の終わり

飛行機に2時間以上、電車に1時間半揺られ、またバスで1時間半
結構かかるなあ・・・と思いつつ、
これからの生活にわくわくしてやってきました。

私の乗るバスは延岡―高千穂線「旧道経由」とのこと。

九州の桜は関東より白いな~とか山が近いな~と思って揺られていると
バスが町を抜け、道がだんだんくねくねしてくる。
このバスで合っているよね。。と何度もGoogleマップを確認。

バスはいよいよ山の中へ入って、しばらく。

バスの運転手から「一級河川の五ヶ瀬川は・・・」と
アナウンスが入ったと思いきや、

ぱっと景色が開けて。

バスの窓から見たのは、湖かと思ってしまいました。

グリーンの川が朝の光にきらきらと反射している様子がとても美しく、

車窓から見る赤い鉄橋とのコントラストはまるでジブリアニメの世界のよう。

本当に違う世界にきてしまったと感じました。
こんな素敵な場所にこれから住むなんて・・・と心躍らせました。

速度を下げてもバスはあっという間に通り過ぎてしまい、

絶対またここに来ようと心に決めました。



そして4月に働き始めてすぐ、五ヶ瀬川と第三五ヶ瀬川橋梁のことを知り、

赤い鉄橋は、かつて高千穂鉄道の通っていた線路跡であることもわかりました。

この場所は日之影町観光協会が推進する森林セラピーコースの一つで、鉄道跡のレール上を歩くこともできます。

休日も行くほど、ここの景色が気に入っています。

延岡から日之影にバスで来る場合は旧道経由で。
バスの運転手さんによってはガイドしてくれるかも・・・
左側の席から雄大な五ヶ瀬川が見えるので、おすすめです。
車でも237号線を走るとこの景色に出会うことができます。

 

きっと町の人にとっては見慣れた景色なのかもしれない。

でも私にとっては感動して声がでてしまうほど素敵な景色。

そんな日之影の魅力をこれからも発掘していきたいと思っています!

以上、地域おこし協力隊の矢澤でした!