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まちのこと

地名に隠された神話の話!ご存じですか??

2023.01.18 ―

皆さま、こんにちは。

地域おこし協力隊の甲斐未有希です!

先日、広報配布の同行をさせていただきました。今回2回目ですが、初めて伺う地域が多いので、ワクワクしております。伺う地域がどの辺で・どんなところか日之影町史を見ていたところ…地名の由来が興味深いものがあったのでご紹介させていただきます♪

 

【乙草(おつそう)】

乙女・草仏集落を略して乙草。

<乙女:おとめ> 神話にある猿田彦神が天鈿女命を見初め住まわしたといわれる。これは、昭和12年に松ノ木小学校長から西臼杵支庁宛の報告文書に、天鈿女命がお通りになられたということから、この地名が付いたとある。

<草仏:そうぶつ> 時代は明白ではないが、昔お寺があったのでこのような地名が付けられたのではないかという。

 

【神影(みかげ)】

以前、神影は「佐別当(さべつとう)」と呼ばれていた。これは、この地が「岩井川村字佐別当」となっていたからである。昭和5年の「岩井川村略図」には「神影」の記載がないことから、昭和5年以降に「神影」と呼び替えられたようである。

神影の地名の由来は、上部台地の大楠集落の伝説にある。天照大神が「尾の上」と「天神森」に楠木を手植えされ、それが繋がって「大楠」という地名がついた。その影が大楠集落下の五ヶ瀬川筋にできたので、この一帯を「日の影(日之影)」と呼び、また神の影を宿す所というので「神影」という地名が付けられたといわれる。

 

なんだかロマンがあります…! 地名の由来を知るとただ地名を覚えるだけより覚えやすく、何より日之影町の歴史の勉強になると感じました!少しずつ紹介していきたいと思います。

おかげさまで、地名の由来。神話がありました。