町内の農地を守り、次世代に引き継いて行く!ひのかげアグリファーム!
皆さま、こんにちは!
地域おこし協力隊 甲斐未有希です。
先日、七折地区にある『ひのかげアグリファーム』へお邪魔しました!
現在、ひのかげアグリファームには地域おこし協力隊として1名 西島さんが在籍しています。西島さんの活動は別の機会でお伝えします♪
今回は「ひのかげアグリファーム」についてご紹介!
ひのかげアグリファームは2016年10月設立の自治体出資型の株式会社です。
まず農業(農地)の課題として
1)人の問題
農林家の高齢化、担い手不足、労働力不足による規模拡大への限界、担い手育成の場が整ってない
2)農地の問題
遊休農地・放任樹園地の増加、基盤整備が整っていない、大型の農業機械が入らない、年々厳しくなる用水の維持管理
3)経営の問題
施設・機械等への投資が大きい、栽培技術の確立が不十分、経営的視点に立った農家が少ない、産地としての品目・戦略が不透明
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これまでの同様の施策では根本的な解決に至らない…
ということで株式会社アグリファームを設立し
◆農作業受託、農産物の生産・加工・販売、担い手の育成、農地・樹園地の預かり etc…
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日之影町の農業(農地)を未来へ
ということで検討委員会を立ち上げ、設立まで1年10ケ月・本格稼働には2年5ケ月かかったということでした。
主に生産は、大玉トマト🍅、白ウコン、もち麦などで、大玉トマトは道の駅などに出してもすぐ売り切れるそうです!
受託については、水稲育苗に始まり、耕起、荒代、田植え、水稲防除(ドローン使用)、米刈りと多岐にわたり、受託総面積は今年度100haを超え、今後も増加が見込まれています。それだけ求めている農家の方も多く、信頼関係もあるからこそ。と事務局長の工藤庄吾さんが話してくださいました。
工場内を見学させていただくと、機械が沢山!一部ご紹介させていただきます。
人材育成の取組も行っており、地域おこし協力隊はじめ、ワーキングホリデーを利用し宮城や大阪・ウクライナなどから来ていたこともあるそう!
そして画期的なシステムとして農作業受委託システム(中山間地域等直接支払制度に参加されている集落の方を対象とした農作業受委託補助システム)を構築し、作業をお願いする方(委託者)・作業を受託される方(受託者)それぞれにメリットのある取り組みをされているとのことでした。
また今の時期は白ウコンの収穫・出荷とのことで、作業場も撮らせていただきました!
素敵な笑顔! 皆さん寒い中での作業でしたが、温かく迎えていただき和やかな雰囲気でした♪
地域おこし協力隊 西島さん
白ウコンの収穫後の作業
日之影町の農業(農地)の課題や、町内で町内の農業(農地)を守っていることを知りました。
「やる気、根気、勇気」の言葉を大切にしていると事務局長の工藤庄吾さん。故郷、日之影への愛と情熱を感じました。
私も情報発信担当として、日之影町をくまなく周り沢山の人と出会い、色々な日之影を知って発信していきたいと思います。
※現在、ひのかげアグリファームでは正社員の募集をしています!
詳しい情報は ハローワーク 求人情報 をご覧ください。
おかげさまで、日之影町の農業(農地)の現在と未来を守る方々に会えました。