連絡帳

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五ヶ瀬川の五瀬(五水神)のひとつ「神太郎水神」

2023.03.09 ―

皆さま、こんにちは

地域おこし協力隊 甲斐未有希です♪

 

自然豊かな日之影町の見立地区・川の詰(かわのつめ)集落には有名な水神様がいます!

五ヶ瀬川の五瀬(五水神)のひとつ「神太郎水神(かんたろうすいじん)」です。

 

※下記日之影町史より抜粋

神太郎(かんたろう)水神宮

祭神は川の詰神太郎、例祭日は旧暦2月16日である。

この神太郎水神宮は、高千穂郷五水神宮の一座である。太古、従来にまだ道がなく峰を伝うか川沿いを通行する頃、天孫降臨の地高千穂郷を鎮守するため神武天皇の兄五瀬命(いつせのみこと)は、この地域を貫流する五ヶ瀬川流域の要害の地五ケ所に部下を遣(つか)わして守備された。

その地は東に見立の「川の詰神太郎」、西は三ケ所廻(めぐ)り渕(ぶち)に「雑賀小路安長(さいがのこうじやすなが)」、南は七折に「網之瀬弥十郎」、北は田原に「連波三郎(さざなみさぶろう)」、中央は三田井の「御橋久太郎(みはしのきゅうたろう)」であり、神太郎はその長兄であるといわれる。

ここは豊後(大分)路の開所として、侵入者を防ぐために任せられた命たちを祀った社で、建立は不明であるが由緒は古く、同時に各水系に配された水神のなかでも霊験あらたかなことでも知られる。

また、水神は武勇の神として崇敬され、当地の氏子は日清・日露から太平洋までの各戦役で1人の戦没者も出なかったという。これは神太郎水神の御守護と村人は語る。

安全祈願から縁結び、雨乞い、山火事の鎮火祈願に至るまで実に万能の水神である。また、水神渕の水を使って手習いすると上達するといわれ、昔から遠近の参拝者が多いことでも有名である。次のような神太郎水神の逸話がある。

「昔、寺子屋で学習する頃、手習い中に白髪の老人が現れ、その手習いに見入っていた。いつしかその姿は消え去ったという。神太郎水神であったのだろう」

 

武勇の神として有名なため勝負事の前に参拝される方もいらっしゃるようです!

見立地区の皆さんで大切に守り管理されています。

皆さまもぜひ一度参拝されてみてはいかがでしょうか?

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ゆずレンジャー! まつり宮崎に降臨!

2023.03.06 ―

皆さん、こんにちは!

地域おこし協力隊 甲斐未有希です。

3月4日に宮崎市高千穂通り周辺およびアミュひろばにて「第9回 まつり宮崎」が開催されました!

そのステージ出演として…

見てください! 12:40~日之影小学校パフォーマンス とあります♪

連絡帳をご覧いただいてる方はもしかして! と思われたのでは…

そうです!  日之影小学校3、4年生「ゆず研究所」のゆずレンジャーによるパフォーマンスが行われました☆

ゆず研究所? ゆずレンジャー? → こちらの記事をcheckしてください!

当日、私は行けなかったのですがばっちり写真を撮ってきていただきました。

 

笑顔と元気いっぱいのステージだったのが伝わってきます♪

 

日之影町のゆずは香りも色も味も本当によくて、料理や薬味・ドリンクやデザートなど幅広く、そしてゆずを余すことなく食べることができます♪

私のお気に入りは、じいちゃんが採ってきてくれたゆずを、ばあちゃんが絞ってくれて日之影の蜂蜜を混ぜお湯で割って飲むことでした。喉が痛い時や、風邪の引き始めに飲むと治っていました。笑  香りも良いので何ともいえない安心感と酸っぱいけど甘い、じいちゃんとばあちゃんを思い出す味の1つです♡

日之影町にはゆずの加工品も沢山あるので是非一度召し上がっていただきたいです♪

 

おかげさまで、日之影のゆずを広めたい! 真っすぐな心は教室を飛び出し

「まつり宮崎」で沢山の人の心に残る時間となりました。

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オリンピック・パラリンピックで使用された宮崎県の木材が…!

2023.03.03 ―

皆さん、こんにちは!

地域おこし協力隊 甲斐未有希です♪

日之影町はまだまだ朝晩冷えるものの、日中は太陽の光が優しく温かく、春に少しずつ近づいているのを感じています。 梅の花も咲き始め、花粉を運ぶ蜜蜂も忙しそうです。

お気に入りの1枚です♪ 戸の口からずっと山道を登り、白仁田(しらにた)地区で撮影しました。山一面、梅の木でいっぱいなんです。 山いっぱい満開の時期にまた来たいな~♪

 

さて、話は変わりますがまだ記憶に新しい「東京2020」

その舞台を支えた「木」と「その後」について。

東京2020大会、実は各所に国産木材が使用されていたことはご存じでしょうか?

大会中に選手たちが滞在する選手村の中にある「ビレッジプラザ」にも多くの木材が使用されていました。その中に宮崎県から提供された「杉」もあり、大会終了後はそれぞれの自治体に返却され、東京2020大会のレガシーとして公共施設等に活用されることが予定されていました。

日之影町にも、宮崎県の杉を加工したベンチが設置されました!

この形なんだか分かる方いますか…?

 

そうです!宮崎県の県章の形をしています。

 

 

 

 

 

ベンチは日之影町役場内にある図書館に設置されています♪

各自治体から提供いただいた木材を返却する際、東京 2020 大会で使用された証として焼印が付けられています。

肌ざわりも柔らかくて、杉の優しい香りがほのかにします♪ ベンチに座って図書館の本を楽しまれてはいかがでしょうか?

 

おかげさまで、オリンピック・パラリンピックを支えた縁の下の力持ちに図書館で会えますよ。

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グリーンウッドワーク③ ククサっぽいコップを作ってみた

2023.03.01 ―

「忘れてたとか」「今年はやめとこうかな」せめて「今回は勘弁してやるか」と考えてくれないかなぁと…毎年毎年きっちりなります花粉症。この時期に一年分のくしゃみをしてしまう木こりのムラジこと星村です。

木こりをしながら伐採した木を持ち帰り木工作品を作っています。

水分をとばすために寝かせるのではなく、むしろ瑞々しいうちに手を加えて何かしら形作る。

これがグリーンウッドワークといいます。詳しくは、私が以前書いた

生木で暮らしの道具を作る

グリーンウッドワーク② 色々作ってみた

さて今回は、大物?のククサ作りに挑戦しました。

ククサとは、北欧(フィンランドやスウェーデン)で白樺のコブで作られてたコップのこと

私も今調べて知りました…「コブってなんやねん」って思ったものですから。

幹にボコってコブができてるんですね。どの木にもコブができるわけではないでしょうから、ククサは貴重なコップと言えます。

私が作ったのは単に木をくり抜いて作った物ですからククサと呼ぶのはおこがましい。

ククサっぽいコップと呼ぶことにしましょう。略してクポコです

まずは、伐採して手に入れたケヤキの木。クポコを作ろうと思いたった日に手に入った材がケヤキでした。

ケヤキも昔は重宝された木材で先輩方の話では、ハリに使われたとか、あれこれこれこれと聞きます。

できるだけ四角になるようにチェンソーで切りましたが‥難しい。

製材機が欲しい。『あれも欲しい♪これも欲しい♫もっと欲しい♬もっともっと欲しい〜♪』
さて、ここからが大変。ノミや彫刻刀、フックナイフを使い穴をくり抜いていきます。これも旋盤機があれば早いのでしょうが、それでは削る楽しみがない。グリーンなウッドワークじゃないわけです。

しかし、削るのは大変ですが、削り始めると気持ちが良くなってきます。よく切れる道具ならす〜いす〜いといつまでも削っていたくなります。セラピー効果があるような気がします。
血だらけですね。ナイフの先ちょが触れただけの怪我です。いつものことなのでご心配なく。

夏目漱石の『夢十夜』の中で仏師の運慶が登場します。運慶が像を刻んでいるとそれを見た主人公が、「よく失敗しないもんだな」みたいなことをうと別の人が「あれは形をノミで削ってるんじゃないよ、あの通りの仏像が埋まっているのを掘り出しているだけなんだよ。だから失敗するはずがないんだよ。」と会話する場面がありますが。私ももうちょっといいものが掘り出せたらなぁ。せめて金貨でもあればね。

指が入るくらいの穴を開けようとしたらでたらめなところで貫通してしまい。これ以上大きくできませんでした。

少しずつ形ができてくると嬉しいものです。

できあがるのを待つのではなく、自分自身の手で作り上げていくことが更に喜びを高めてくれます。

握るところをどういった形にするか

素敵な形が思い浮かばない。

手前のクポコはグリーンウッドワークの研修で作成したもの(材料は栗の木)。

栗の木は、削りやすい木です。削り心地も良いですね。

穴には、紐をとりあえず通してみました。

完成‼︎ 意外と量が入らない。これで約130mlです。

ああ。それにしてもこういった工作ができる広いスペースが欲しい。

※ クポコは、私が勝手に作った名称ですのでこのブログ以外では全く通用しません。

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本当の”食育” “食品ロスゼロ”って何でしょうか?

2023.02.22 ―

みなさま、こんにちは!

地域おこし協力隊の長澤です。

 

2月になり、あちこちで梅が咲き始めました。菜の花も咲いています。

どんなに寒くても、梅の花が咲き始めると、「ああ、ちゃんと春に近づいているんだな。」と思ってあと少し、この寒さも耐えよう!(笑)と思えますし、カラフルな色合いが、気持ちも明るくしてくれます。

最近は少し暖かくもなってきました。

日之影町での貴重で印象的だった経験について書きたいと思います。

 

狩猟が行われていることが珍しくないこの地域では、獲った鹿や猪を解体して食べます。たまに夜道で出会う猪や、笛のような鳴き声が聞こえる鹿の解体現場を初めて見ました。人によっては苦手な方もいると思うので、絶対に見た方がいいとは言えませんが、普段の食事に対するありがたみを強く感じるきっかけになりました。「食育」(文部科学省 農林水産省)のひとつとして日之影でない地域の子たちに繋げないかと思い、教員をしている友人と話になりましたが、「いまの教育現場では簡単に見せたりできないと思う。見たことでお肉を食べられなくなってしまう子もいるから、そこまでの責任を考えると、保護者の許可をとったり、校内でも許可が出ないかも。」という話でした。

たしかに教育の現場でのその子の今後に係るリスク、人生を変えてしまう出来事になる可能性もありますが、昔の人たちは当たり前に見ていたし、そのうえで食事をしていたのだなと考えると、不思議な世の中になったなと思いました。

 

私自身そうですが、お店やスーパーに行けば何でも揃う便利な時代になったことで、欲しいものを不意自由なく買いそろえることができます。しかしお店に並ぶどんなものにも、作り手がいることを忘れがちであったなと、日之影に来て思いました。

野菜には農家さん、お肉やお魚にも漁師さんや世話をする人、さらに生き物としての命、加工者や製造者、運送する人。など、関わる人がいることは考えれば想像はつきますが、目の前で見たり、経験しないと、ちゃんと理解することは難しいのではないでしょうか。

東京で生活している頃は、ものに溢れすぎていて意識が薄かったですが、最近言われている「食品ロス」も最近はとても気になるようになりました。賞味期限切れを作らないことや、お米一粒まで。お店に行ったら食べれる量だけ頼む、余ったらテイクアウトをするなど、あるものをありがたく、大切に頂くことを意識するようになりました。

 

生産者さんから直接お野菜をもらうことで、その人の顔が浮かびます。

ジビエの解体を見たことで、命のありがたさ改めて実感しました。

 

「自宅での食品ロスゼロ」はまだまだ遠いですが、小さなことへの意識を今後も忘れずに生きていきたいなと感じます。

「食品ロスゼロ」を目指すための一番に近道をさせてもらった気がします。

”現場を目の当たりにする。”

どんな事にも共通していると思いますが、意外と経験しないこともたくさんあります。

私たちに欠かせない”食事”というものを、もっとたくさんの人が大切にできる日本になっていったら嬉しいです。

 

みなさまの、おかげさま。

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山の神の正体は?

2023.02.22 ―

ケンジです。足に埋め込まれたボルトを取る手術をしました。
ボルトを取って一日4回飲んでいた痛み止めとおさらばしたとですが、他にもあちこち痛いことが分かったとです。

入院中、「ヒロシのぼっちキャンプ」の動画を観ていました。ジムニー(スズキの軽4WD)が欲しくなりました。キャンプも…日之影町近辺は、幾つもキャンプ場もあるのでキャンプ好きにはたまりませんね。キャンプ道具は結構持っています。私は、道具から入るタイプです。そして道具が揃うと満足するタイプです。。。

さて、入院中に、山の神について調べてみました。Why 山の神について調べようと思ったか?山の神は男だと思っていたからです。古事記や日本書紀に出てくる山佐知毘古(ヤマサチヒコ)だと思っていました。

ところが山の神は女性らしいのです。

女神といえば、イザナミ、アマテラスオオミカミ、コノハナサクヤヒメ、トイレの神様…ぐらいしか存じあげない。そこで、宮家準『霊山と日本人』を読んで調べてみました。

昔から日本人にとっては山は水や草木、動植物などを与えてくれる場所であり、先祖様の霊が住まわれる場所でもありさらに言えば妖怪が跋扈する奇異な場所でもあった。すなわち山や森は重要な場所だということですね。

特に狩猟を行うマタギや木こり鉱山の採掘を行う山師、ろくろを回して盆や椀を作る木地屋(きじや)←五ヶ瀬に温泉がありますね…、鉄や銅を鋳造し鍋、釜、鋤、鍬などを作る鋳物師(いもじ)には、山や森は、重要な場所であり、仕事に入る前にはしっかりと祈りを捧げていたとされています。

彼らは、山仕事に入る前に山の神の祭りを行っていた。同じ山の民だけど木地屋(きじや)や鋳物師(いもじ)にはマタギや木こりとは違う独自の山の神が存在しているようです。

マタギ・木こり・山師は、山の神を女神としているようです。

全国各地に伝わるマタギと神との関わりの伝承を紐解くと、共通していることは、山の中で産気づいた女神のお産の手伝いをしたことで狩猟の権限を与えられたということこのお話が元になって山の神は女性だと言われているのですね。

日之影町のお隣の椎葉村の西山猟師のお話が載っていました。

宮崎県の椎葉村の間 では、次の西山猟師の話が伝わっている。 山の神が山鳥に姿をかえて、 浜辺で磯遊びをしていた 竜宮の海竜王 の娘の乙姫と交わっ た。 その子を身 籠った乙姫は夫を訪ねて山中まできた時に、急に産気づいた。そこで ちょうど そこ を 通りかかった東山小内足と西山小内足の兄弟の猟師に助けを求めた。その折、兄はお産の穢れを恐れてさけたのに対して、弟の西山小内足は積極的に出産の手伝いをした。そして そのお礼に山の神となっ た乙姫 からその子孫 の西山 猟師は日本 六十余州の山々で獣をとる許しを得たという話である。(P185『霊山と日本人』宮家準(講談社学術文庫))

山の神は、オコゼ(オニオコゼ類の俗称)が好きらしいです。

マタギは、仕事前の儀式ではオコゼを供えたり、オコゼを包んでいた和紙をお守りとして身につけたりするのですが、なぜ魚のオコゼ?と疑問に思いますね。
女神様は自分のお顔に自信がないようで、ブチャっとしたオコゼを見ると自分の顔に安心するらしいです。詳しいことは熊本県水俣市のホームページ(水俣の民話『山の神』)をご覧になると詳しく掲載されています。

次に木こりは、仕事前の祈願としては、山の神の依代(よりしろ)とされる神木に酒と塩を供えて山中の木を伐ることの承認を得、終わると切り株に青木(あおき)の枝を供えて、山の神に木の再生を祈ります。神木とは山奥にあり幹が二股か三股に別れて窓のようになっている樹木を山の神とする。山の中に入るといかにも神様がいそうな木ってありますね。

結局、山の神の正体は?名前は?

神道で祀られている山の神はオオヤマツミノミコトが最も多く、次にその娘のコノハナサクヤビメが多いらしい。コノハナサクヤビメは、鹿児島の桜島の名前の由来の一つです(サクヤビメ→さくらじま)。コノハナサクヤビメの息子がヤマサチヒコで狩猟を生業としている。あながち私の山の神様の推理も見当違いではなかったようですね。

八百万(やおよろず)の神様

神道における山の神様と山の民に伝わる山の神様がいるといういうことですね。さらに山の民でも業種によって違ってくる。
農業においては、山の神が春に下って田の神様になるらしいです。
まぁ、日本は“八百万の神“という言葉があるくらい多種多様な神様がいらっしゃいますから。
大切なことは、謙虚に敬意をもって山と関わるということでしょう。

そうそう日本では妻のことを「山の神」と呼んでいたそうです。私は妻のことを話す時は、刑事コロンボ風に「うちのカミさんがねぇ・・」と切り出すことがあるのですが、そのときは、奉って奉って“神さん“と当てはめています。

そして、林業関係者において山の日があります。その日は山に入って伐採してはならない日です。その日は12月某日‥その日は私の神さん(妻)の誕生日です( ゚д゚)

結論 山の神は、私の妻だった。

お後がよろしいようで、チャンチャン。

おまけ

桜の花見についての記述に感心しました。「サクラ」の「サ」は神様(田の神)の意味があります。「クラ」は座るところを意味しています。すなわちサクラは、“神様の座るところ“であり、桜は神の依代(よりしろ)であり花見は神をお迎えする儀式だったということです。→山の神が山から降りてきて田の神様になられるというお話。
コロナも落ち着き、お花見ができたら神様(山の神)をお迎えする儀式の名残だということを思い出しながらお酒を酌み交わしたいですね。

 

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大切な言語。手話体験会に参加してきました♪

2023.02.09 ―

皆さま、こんにちは!

地域おこし協力隊の甲斐未有希です。

昨日、日之影町役場の町民ホールにて宮崎県立聴覚障害者センター主催の手話体験会に参加させていただきました♪

今回は日之影町・椎葉村と合同でZOOMを使用し行いました!

 

 

「あいさつの手話」から始まり、「家族の紹介」「役場に関する手話」「地名の手話」など様々な手話を教えていただきました。

動画がないので画像で一部ご紹介♪

「おはよう」の①の動きは枕から起きる動作を表して、②で2本の指が向かい合うようにおじぎをする表現なんです!

意味がわかるとイメージしやすく、覚えやすいな~と感じました。講師の先生が何度も言われていたのは「手話をするときに表情も手話に合わせて表現してくださいね」ということでした。

そして「手話を使う方が窓口などに来た場合、どうしていいか悩まれるかと思いますが、冷たい態度で対応しないでください。手話が使えなくても筆談や、ジャスチャーなどゆっくりでいいので相手の方が伝えたいことを聞いてほしいです」とお話されていました。

 

ちょっと話はそれるのですが…私は6年前に社会人学生として、長崎県にある短大に入学し介護福祉士の勉強をしていました。介護福祉士と聞くと、介護=高齢者とイメージする方が多いと思いますが、障害者施設でも活かすことができる資格です。なので、実務研修は老人福祉施設と障害者施設と選択し行っていました。授業の中でも、手話や点字の勉強もあり障害をもった方にはなくてはならない言語です。手話体験会の案内を聞いたときに、情報発信を担当している身として情報発信って文章やSNS・写真・動画などと思っていましたが日本語というのは言語の1つであって、手話を使う方にとっては手話が言語になることを思い出しました。

まだまだまだまだ初心者なので、これからも学びを続けていこうと思えた体験会でした。

 

おかげさまで、手話で「地域おこし協力隊」と伝えれるようになりました。

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豆まきで笑顔の種もまく♪

2023.02.06 ―

地域おこし協力隊 甲斐未有希です!

2月3日は節分の日でしたが、3年ぶりに商工会女性部による豆まきが行われました!

商工会女性部による豆まき?どんなことするの?って疑問だったのですが、まず節分とは何か復習を。

『陰太陽暦では立春に最も近い新月を元日とし、新年の始まりであることから、一般的に立春の前日に節分の行事が行われるようになった。節分とは一般的に邪気を払い、無病息災を願う行事、といわれている。いにしえより「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また「この時期(2月上旬)はまだ寒く体調を崩しやすい」ことから新年を迎えるにあたって、邪気を祓い清め、一年間の無病息災祈る行事として追儺(ついな)という行事が行われてきた。』

ということでした。

そんな福を呼び込む豆まきを、商工会女性部の皆さんが鬼や七福神に扮して町をねりあるくのです!

場所は商工会周辺に始まり、バイパス沿い、八戸地区、日之影地区まで…

その数なんと47ケ所!!!

しかも豆をまくだけではないんです、太鼓を叩きながら、かけ声まで!

 

これは嬉しいです…! 行く先々で皆さんの笑顔が見れました。

私も途中から豪華な衣装を着させていただきました。笑

鬼の皆さんも後半はへとへとでしたが最後までやりきました!

 

日之影町の皆さんを笑顔にできること、誰かのために行動すること、明るい気持ちになった2月3日の日之影町の節分でした♪

 

おかげさまで、福は~内!鬼は~外!えがお~内!

 

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宇土内谷の素敵な景色を堪能

2023.02.06 ―

まだまだ寒い日が続いてますね。 協力隊の森山です。

今回は大崩山登山口確認と散策に行ってきました。

日之影からだと宇土内谷登山口からのルートになります。メインのルートと比べ格段に登りやすく時間も往復4時間ぐらいと短いです。

しかし台風の影響でしょうか、やはり途中で通行止めになってました。車を道脇に止めしばらく歩くと、なるほどデカイ岩が二個道を塞いでました。これはさすがに車は通れません。そこから30分ぐらい歩き登山口に到着しました。

しっかり登山口を確認して、宇土内谷の素敵な景色を堪能して参りました。

寒い冬、川も凍ります。

春はまだかなぁ~

次回は鹿納谷雲水峡まで足を伸ばしてみようかな

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伝説! 逆巻大明神(龍神)の由来!

2023.02.06 ―

皆さま、こんにちは!

地域おこし協力隊 甲斐未有希です。

朝はまだ寒い日々が続いていますが、日中は太陽が出ると暖かく春への準備を感じるとともに、冬の寒さを楽しんでおきたいと思うこの頃です。 私は冬のあれを踏むのが好きなんです。そうあれです、霜柱。 踏んだときに「ザクッ」と何とも言えない音なんですが。笑  つい霜柱がありそうなところを踏んだりして冬の朝を楽しんでいます♪

 

さて今日は「逆巻大明神(龍神)さかまきだいみょうじん」の伝説についてご紹介します!

 

逆巻き大明神(龍神)の由来・・・

昔、龍天橋の下付近に逆巻と呼ばれる渕があり、ここに大蛇の夫婦が住んでいた🐍

この近くに住む百姓が焼畑を作ろうと思い伐採をはじめた。その時、大木にできている「ほら穴」にお産のため1匹の大蛇が休んでいた。 そうとは知らぬ百姓は、その木を切り倒そうとして木に登り枝を切ろうとしたところ、夫の大蛇はお産の大蛇を助けようと力一杯揺り動かして百姓を落とそうとしたが、なかなか落ちなかった。

そこで大蛇は、百姓の枕神(まくらがみ)にたって「妻のお産が済むまで焼畑に火を入れないように頼み、この願を聞いてくれるならば、貴男には幸運を授けます。」と言って姿を消した。 そして、夫の大蛇は高千穂の二上神社に安産の薬をもらいに行った。百姓は、大蛇の言うことなど信用になるものかと、その日の夕方焼畑にする山に火を入れた。

二上神社に薬をもらいに行った夫の大蛇が、西宮水の船ケ原(ふねがはる)に来てみると、妻の大蛇はすでに焼け死んでいた。

夫の大蛇は怒り狂い、その夜のうちに百姓の家を襲い巻き倒してしまった。その後、この家には災いが続くのでその祟りを恐れて祠を建て、逆巻大明神として大蛇の霊を慰めたという。

現在の祠は新しく建て替えられたようで、民地にあるため近くまでいけませんでしたが、昔は龍天橋のすぐ近くに祠があったようです。

 

そして、昔祠があった上に「龍天橋」が架けられました。

龍天橋の下を流れる五ヶ瀬川が大蛇のようにも見える私です。

 

おかげさまで、悲しい伝説の地は大人と宮水を繋ぐ架け橋の地となりました。