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土の人の暮らし ~用水見廻り(後編)~

2021.05.19 ―

こんにちは、集落支援員の佐藤です。

梅雨に入り雨が多くなってきましたが、気温が安定しない、日中30℃近い真夏日になってみたり、20℃に満たない肌寒い日があったりと体がついていきません(^_^;)

それはさておき、用水見廻り(後編)

【元口】見廻りスタート!

【水位計】

【尾大平谷(おでらだに)】

【マタタビ】この時期葉が白くなるのでわかりやすい。

各谷ごとにゲートを設け台風時などは、ここから水を逃がします。(大量の雨が降ると用水の容量をオーバーし水が溢れ崩落の危険があるため)

【大きすぎて除去仕切れない倒木】

【竹元谷(たけもとだに)】

【こんな悪路が続きます】

【小ヶ倉谷(おがくらだに)】

【三つ葉】料理によく使うやーつ

【彦谷(ひこだに)】

彦谷に着いたら半分の距離(約5km)を歩いたことになります。中々いい感じで足がすくれてます(足の筋肉が張っている)

【猪原谷(いのはるだに)】

この谷の上方に集落水道の元口があります、これはまた別の話。

【三挺弓谷(さんじょめだに)】

ここが最後の谷になりますので、台風時はここで完全に水を切り谷に落とします。

【坂落とし①】

歩くこと約約2時間、写真では、わかりにくいですが下り坂。終盤にきての下りはキツい(-_-;)膝ガクガクです。

【坂落とし②】

ここまできたら集落はもう目の前!最後の下り坂、気を抜いたら転けます!過去何度か豪快に転けました(笑)

【水位計】

集落の手前、最後の水位計。ここから各田んぼに水を分配していきます。

【柚子の花】

全長約10km、時間にして約3時間、歩数計は14000歩でした。

現在は元口まで車で行き片道を歩きますが、昔は道路も車もないので、歩いて元口まで行き、歩いて元来た道を帰っていたそうです。大変な思いをして米作りをしていたのだなと思います。

いろんなところに農業遺産がありますが、95年間17世帯で守り続けてきたこの用水が我が大楠集落の農業遺産です。

もうすぐ田植えの季節、農家は忙しい季節になります。

それではまた次回!

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土の人の暮らし ~用水見廻り(前編)~

2021.05.18 ―

こんにちは、日之影町で集落支援員をしている佐藤です。

タイトルにある「土の人」とはその土地に根付いて、受け継いで行く人のことだそうです。

日之影の良いところなどは、他の方におまかせして、ここでは中山間地域での「土の人」の暮らしをお伝えしていこうかと思います。

その前に、「集落支援員とは何ぞや」というところをザックリと・・・

集落支援員とは、『地域の実情に詳しく、集落対策の推進に関してノウハウ・知見を有した人材が、地方自治体からの委嘱を受け、市町村職員と連携し、集落への「目配り」として集落の巡回、状況把握等を実施』する人のことです。(参考:総務省
私は、日之影町内の小規模集落(水源の里)を訪問して、住民と住民、集落と町役場との間で集落の現状や課題、あるべき姿等についての話し合いを促進 する役割を担っています。

・・・
話を戻しますが、今回は米作りに欠かせない「水」のこと!

私の住んでいる大楠集落は17世帯で、日之影の中では大きくもなく小さくもない集落です。現在10世帯で稲作を行い、そのほとんどが兼業農家です。昔は17世帯全部が稲作を行っていましたが高齢化、後継者不足等の理由で減少しました。

大楠農業用水は追川地区の百舌鳥山(もずやま)に水源を求め、延長約10kmの水路工事が大正15年(1926)に完成したそうです。95年もの間、水路の補修・改良・維持管理しながら稲作を行っています。

【百舌鳥山にある元口(水源)】

毎年5月上旬に用水をさらえて(清掃や土砂除去のことを「さらえる」と言う)水を通し、9月下旬には水を止めます。

【井出見スタート地点】

 

水を通している間は井出見(いでみ:用水路のことを井出と言う。井出見廻りを略して井出見)を週一で組合員で行うのですが、車が通らないので、2~3時間程歩いて見回るのですが、これが中々骨が折れる(-_-;)

道は舗装されているはずもなく、中々の悪路、大小の石ゴロゴロで足場は悪く、倒木が道を遮り、終盤は急坂で膝ガクガクと言った感じです。

ちょっと長くなったので今回はここまで!次回は実際に歩いたようすを写真多めでお伝えします。

後半へつづく…

 

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緑のふるさと協力隊活動レポート(小野満)-4月

2021.05.14 ―

はじめまして!緑のふるさと協力隊の小野満(おのみつ)です。4月から日之影町で活動しております。

私は千葉県出身で、大学院を1年休学して活動しています。生まれも育ちも都市部で過ごしてきた私ですが、大学の講義をきっかけに田舎に興味を持ちました。特に興味をひかれたのは地域の人と人とのつながりの強さです。それを実際に肌で感じてみたいと考え、緑のふるさと協力隊に参加することにしました。

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そうして4月から活動が始まったわけですが、この1か月で早速様々なことを体験させていただきました。農作業、お茶摘み、魚の放流、こんにゃく作り、五葉岳の山登り…などなど。どれも体験したことの無いことばかりで、新鮮な毎日を過ごしています。

 

日之影町に来て一番驚いているのは、私のように外から来た人に対する地域の方々の温かさです。今日初めて会った私をお宅に招いてくれたり、ご飯をご馳走してくれたり、1時間以上立ち話をしたり…笑。この町のすごいところの一つだと思います。そんな素敵な方々に囲まれながら1年間活動を頑張ります!

 

今後も定期的に投稿していきます。どうぞよろしくお願いします!

 

第28期緑のふるさと協力隊 小野満

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ようこそ日之影町へ!

2021.05.11 ―

こんにちは。地域おこし協力隊2年目、立脇です。

4月から、私の勤務する日之影町観光協会に2名の地域おこし協力隊が加わってくれました。

東京から来た女性2人です❕ それだけでもう、わくわくです。

でもここは、同じ地域おこし協力隊として、また日之影町民として、しっかり先輩風を吹かそう!

と意気込んでいましたが、

2人から溢れるフレッシュさとエネルギッシュさに簡単に飲み込まれてしまいました(笑)

私から教えられることはもう日之影弁くらいです(^-^;

2人が加わった観光協会で、これからも日之影の様々なことを発信できればと思っています。

 

先日、「渓流の女王」と呼ばれているヤマメの放流に参加させていただきました。

日之影の川は渓流釣りのお客様で毎年賑わいます。

今年は新型コロナの影響もあり、自然を相手にリフレッシュする方が増え、例年以上の多くの釣り客が訪れています。

「少しでもたくさんの方に釣りを楽しんでもらいたい」と話すのは漁協の皆さん。

日之影川の至る所でまんべんなく魚の放流を行っていました。

 

6月にはいよいよ鮎漁の解禁です!日之影の天然鮎、ほんっとに美味しいんですよね~。

今年も美味しい鮎に出会えますよーに(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

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旧道経由で行こう。バスの車窓から見る日之影

2021.05.10 ―

こんにちは。地域おこし協力隊1年目の矢澤です!
日之影町にきて1か月、ウェブマガジン「おかげさまで日之影ライフ」に初投稿します!

今回は私の日之影町移住、初日を思い出して書きたいと思います。



ひとり心細く東京を離れ、延岡から大きなスーツケースを持ってバスに乗った3月の終わり

飛行機に2時間以上、電車に1時間半揺られ、またバスで1時間半
結構かかるなあ・・・と思いつつ、
これからの生活にわくわくしてやってきました。

私の乗るバスは延岡―高千穂線「旧道経由」とのこと。

九州の桜は関東より白いな~とか山が近いな~と思って揺られていると
バスが町を抜け、道がだんだんくねくねしてくる。
このバスで合っているよね。。と何度もGoogleマップを確認。

バスはいよいよ山の中へ入って、しばらく。

バスの運転手から「一級河川の五ヶ瀬川は・・・」と
アナウンスが入ったと思いきや、

ぱっと景色が開けて。

バスの窓から見たのは、湖かと思ってしまいました。

グリーンの川が朝の光にきらきらと反射している様子がとても美しく、

車窓から見る赤い鉄橋とのコントラストはまるでジブリアニメの世界のよう。

本当に違う世界にきてしまったと感じました。
こんな素敵な場所にこれから住むなんて・・・と心躍らせました。

速度を下げてもバスはあっという間に通り過ぎてしまい、

絶対またここに来ようと心に決めました。



そして4月に働き始めてすぐ、五ヶ瀬川と第三五ヶ瀬川橋梁のことを知り、

赤い鉄橋は、かつて高千穂鉄道の通っていた線路跡であることもわかりました。

この場所は日之影町観光協会が推進する森林セラピーコースの一つで、鉄道跡のレール上を歩くこともできます。

休日も行くほど、ここの景色が気に入っています。

延岡から日之影にバスで来る場合は旧道経由で。
バスの運転手さんによってはガイドしてくれるかも・・・
左側の席から雄大な五ヶ瀬川が見えるので、おすすめです。
車でも237号線を走るとこの景色に出会うことができます。

 

きっと町の人にとっては見慣れた景色なのかもしれない。

でも私にとっては感動して声がでてしまうほど素敵な景色。

そんな日之影の魅力をこれからも発掘していきたいと思っています!

以上、地域おこし協力隊の矢澤でした!

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この道の先には?

2021.05.08 ―

みなさま、はじめまして!

4月より地域おこし協力隊として東京から来ました、長澤です。

日之影町民として、もちろんど新人です!

が!地域おこし協力隊の先輩方だけでなく、日之影町の町民の方々が温かく迎えてくださって、あっという間に1か月が過ぎてしまいました。

テレビの民放は2チャンネルしかありませんが、濃い時間を送ることができた証拠ですね。

1か月間で早速様々な経験をさせていただき驚きの連続であったため、トピックに迷いますが4月の活動報告を、、、

丹助岳頂上からの写真。

「意外と自然が似合うね。笑」と、この写真を見た東京の友人言われました。

4月中に登山を2回、ヤマメの放流、森林セラピー道を歩いたり、、、、

東京で暮らしていた私しか知らない友人からしたら、想像がつかなかったのでしょう。

そりゃそうですよね。こんなにアウトドアな生活をした1か月も人生で初めてです。

ここにきて日之影町の魅力を発見しに来たはずなのに、

意外と自然が似合うのかもしれないという‟新しい自分”を早速発見してしまいました。

「新しい自分を発見できる」これも日之影の魅力ですね。

朝には牛の鳴き声、ウグイスが啼いて、8時にはラジオ体操が流れる。

天候によっては風の音が声のように聞こえ、夜にはきれいな月と星空のもと散歩していると、たまに山に住む小さな町民さんにも遭遇します。

既に方言もうつってきて、日之影町の生活に慣れてきました。

日之影町のみなさまが日常に感じている生活も新しい刺激を受ける毎日です。

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地域おこし協力隊として赴任する前に、初めて日之影町を訪れた時の事は忘れもしません。

雪が吹雪く中、旧役場に向かう途中で、青雲橋を口をあんぐりと開けながら見上げました。

今ではその橋の隣の観光協会に勤務しているなんて、ふしぎ。

 

4月に赴任してから次に口をあんぐりしたのは八戸観音滝です。

観光協会の仕事として、初めて森林セラピー道のひとつである「TR鉄道跡地散策コース」の調査に行った時でした。

ずっこけないようにと下ばかり見て階段を下りていく途中、ふと顔を上げると、、、

 

 

「わっ!!!!!!!!」

思わずでた声は響き渡るほどでした。

そのあと滝の目の前まで行ってからもしばらくあんぐり。

おそらく口が空きっぱなしであったせいか、感動のあまり言葉を失い「は~」「ほ~」としか声が出ていなかった記憶があります。

 

森林セラピーの「TR鉄道跡地コース」

2008年に全線廃止となった高千穂鉄道の吾味駅~槙峰駅間。

レールもそのまま残っており、思わずレールの上を歩いて、子どものころを思い出しました。

国の重要文化財に登録されている橋もあり、魅力満点。

八戸観音滝については、地域おこし協力隊の先輩である重信さんが

素敵な癒し動画をYouTubeにUPしてくださっているので

覗いてください↓↓

【4K】清涼爽快 滝の音でリラックス 八戸観音滝

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日之影町の自然、文化、人に魅了されながらの生活。とっても楽しませていただいています!

この感動よ、全国、全世界のみなさまに届けーーーー!!!

という気持ちを忘れることなく、

地域おこし協力隊としての任務遂行に努めます!

最初の投稿、なんだかうまくまとめられずですが、積極的に更新していきたいと思います。

日之影町ど新人の私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

以上、長澤がお届けしました!

 

みなさまの、おかげさま。

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地域おこし協力隊レポート(重信)移住生活27ヵ月目!

2021.05.07 ―

こんにちは!地域おこし協力隊の重信です。
4月は日之影町の恒例行事、「日之影川鯉のぼり」を掲揚してきました!

大小約400匹の色鮮やかな鯉のぼりが今年も日之影川の上空をゆらゆらと泳いでいます♪

この鯉のぼりの掲揚は、日之影町商工会青年部が子どもたちの健やかな成長と町の観光を兼ねたまちの活性化を目的に、昭和60年から毎年行っています。きっかけは、同年に日之影川に架けられた青雲橋です。橋面から水面までは高さ137メートルもあって、当時は国内1位の高さを誇っていたとか!
水面近くに広がる町中心部の交通量や人通りが減少することを懸念して始められたそうです。

私の業務内容は「中央地区活性化対策業務」ということで、こちらの鯉のぼりを掲揚する全体の地区の活性化が主な仕事内容となっております。
もちろん、私もお手伝いさせて頂きました!

鯉のぼり掲揚は5月末までの予定です。
感染対策をしたうえで、ぜひ多くの人に見て欲しい絶景です!

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この中央地区には日之影町役場があるのですが、5月より国道沿いへ移転します。
交通量や人通りが減少することが懸念されており、まさに青雲橋が架かった際の状況と似ています。

65年間、お疲れ様でした!ありがとう!旧役場庁舎!

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私は中央地区への人通りを増やすため、町のB級グルメだった「こんにゃく唐揚げ」という商品を復活させ、中央地区の「まちなかのおかず屋さん」というお惣菜屋さんで昨年販売を開始させました。
様々なメディアに取り上げられて、今では日之影町の大人気商品となっています!

現在はコロナ禍ということもあり、なかなかイベントや新規事業といったものが難しい状況にあります。
しかし、そんなコロナ禍でも需要があるのが、「映像」だと思っています。
YouTubeやネットフリックスなどのサブスク商品の需要が軒並み増加している状況が続いているとか。

そこで現在は、YouTubeで日之影町をPRしようと、
中央地区の若手メンバーと協力して様々な動画を作成しています!

ぜひチャンネル登録して、日之影町を多くの方に知ってもらえたらと思います♪

日之影スタイル – YouTube

以上、地域おこし協力隊の重信でしたー!

 

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リフレッシュハウス出羽を貸し切って泊まってみました

2021.05.07 ―

こんにちは!日之影町の地域おこし協力隊3年目の重信です。
さて、コロナ禍でのゴールデンウイーク2年目を終えましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

私はというと、最近は日之影町のまだ行ったことのないところを中心に散策しています。中心市街地から約1時間程車を走らせると(遠かった笑)、リフレッシュハウスケビン、リフレッシュハウス出羽という宿泊施設があります。今年のゴールデンウイークも遠出が厳しいということで、近所のお友達と町内のこちらの施設に宿泊してみました。

今回宿泊したのは、「リフレッシュハウス出羽」の方です。
こちらはもともと研修施設だった建物で、2階建てとなっておりめっちゃ広いです!
しかも、しかもですよ。素泊まりの料金3500円(4月~10月)ですからね!
やべー!安すぎるー!

現在はコロナ対策ということで1日1組しか利用出来ないとのことで貸し切りで泊まれます!

詳しくは⇊⇊

観光協会のホームページ
リフレッシュハウス出羽 – 一般社団法人 日之影町観光協会 (hinokage-kanko.jp)

リフレッシュハウス出羽Instagram
かもしかの森ケビン(@kamoshikanomorikebin) • Instagram写真と動画

外観はこんな感じで、別荘感が半端なかったですよ~!

近くには見立川も流れているので、夏とかもう絶対最高!

13時にチェックインして、そのままBBQをしました!
昼間からこんな別荘感溢れるところでビールを飲める幸せ。。。
日之影の原木椎茸なんか醬油たらして焼いちゃったら、もう至福の時以外のなにものでもないです。。。

お風呂もついてるし、ゆっくり汗を流したあと、2階のめっちゃ広い和室で就寝。

本当にこの値段でこの施設に泊まれるのかという程、ものすごく良かったです♪
町内にこのような施設があると、コロナ禍でも町内で楽しさを満喫、完結できちゃいます!

日之影の自然は最高だ~♪

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日之影中学校の日常を発信中!

2021.04.22 ―

町内唯一の中学校である日之影中学校では、情報発信に力を入れています。

特にホームページ内のメニュー「学校の様子」では、日常の出来事がとても細かく書かれており、読み応えがあると話題になっています。
普段あまり見ることのできない子どもたちの学校での様子が写真と文章でわかりやすく丁寧に伝えられています。
一般的な中学校のホームページのレベルではない情報量で、とにかく広報担当の先生の熱量がすごいです!

 

皆さんもぜひ、チェックしてみてくださいね。

中学校のホームページはこちら
https://cms.miyazaki-c.ed.jp/4817/htdocs/

 

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子育てガイドブック「ひのかげ育児の巻」公開中です。

2021.03.31 ―

日之影町では、子どもの幸せを第一に考えて、子育てをしているすべての人が安心して子育てができるよう、地域における様々な子育て支援事業を行っています。
子育てにかかわるみなさんの手助けになるように、と作成されたこちらは、妊娠から出産、子育てにまつわる様々な必要事項や、相談先、アドバイスが丁寧にまとめられています。各支援金や助成制度についてなども詳細に記載されていますので、ぜひ活用してみてください!

http://www.town.hinokage.lg.jp/docs/2016052500021/