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お昼ごはんですよ「きこりのお弁当」〈樹〉のみなさん
- 食べる人
- 〈樹〉のみなさん
- お仕事
- 林業
- 食べる場所
- 中尾の山道
- 食べる時間
- 12:00
昼時になると作業の手を休め、それぞれの現場からわらわらと集まってきてくれた、日之影町の林業会社〈樹〉のみなさん。持参してきたお弁当を手に、山道にざっと腰をかけけると、木こりのお昼ごはんの始まりです。
天気の良い日は外で、雨が降ったら車の中で、寒い冬は集めた薪で暖をとりながら、お昼時間を過ごしていると言います。ごはんのお供になる話題は、家族の話(主に母ちゃんの話だそう)や、畑の話、飼っている牛の話まで、その日によって様々。午前の作業で危険だった場所などの情報共有もしっかりと。自然を相手にする厳しい仕事の中で、仲間とお弁当とともに体と心を休めるひとときにお邪魔しました。
佐藤功さんのお昼ごはん
- 【 メニュー 】
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梅干しごはん
ネギとわかめとお豆腐のお味噌汁
卵焼き(ちょっと甘め)
鶏の照り焼き
白菜の漬物+七味唐辛子
昆布と小魚の佃煮
「毎日、母ちゃんの手作り弁当。今日は現場が近くだから良いっちゃけど、一昨日までは隣の椎葉村に行きよっちゃよ。そん時は、朝6:00には家を出んといけんから、朝5:30には作り始めてくれるからありがたいね。梅干しも漬物も、ぜ〜んぶ自分んとこで作ったもの。農家もやってるから、弁当に入れる野菜はうちで作ったものだね」
甲斐玉明さんのお昼ごはん
- 【 メニュー 】
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梅干しごはん
昆布の佃煮
ニラ入りの卵焼き
キャベツ炒め
椎茸の揚げ物
鯖の塩焼き
「いつも手作り弁当。たま〜にコンビニで買ったりするっちゃけど、なんか“あんどがねぇ〜※わな。うん、やっぱり手作りはいいね。農家で、畑作も稲作もやっているから、弁当の材料はほとんど自家製です。椎茸も。田んぼは、今も掛け干しで天日と風で乾燥させて収穫してる。やっぱ自分の米はウマいね」
※味気ない、などという意味の方言。
工藤建樹さんのお昼ごはん
- 【 メニュー 】
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梅干しごはん
人参と白菜と大根の葉の味噌汁
ウインナー
卵焼き
肉じゃが 鶏肉の煮物
唐揚げ
漬物
「うーん、うまい!やっぱりこの昔からずっと食べてる味が一番うまい。現場に入っている時は、いつもみんなで一緒に昼ごはんを食べます。最近、事務仕事が多くて室内にこもっていたけど、やっぱり山の上で食べると味が違いますね。現場によっていつも場所が違うから、天候を見ながらみんなで良さそうな場所を見つけて食べてます。食べながら、午前中の作業で危険だった場所を共有して、気をつけ良ようなあって話したり。飯を食べてると、みんなからいろんな会話が出ていいんですよ」
星村賢治さんのお昼ごはん
- 【 メニュー 】
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梅干しごはん
豚カツ
ポテトサラダ
トマト
ほうれん草の胡麻和え
「私は都城市に住まいがあって、日之影町には単身赴任で来ているのですが、昨日たまたまカミさんが家に来てくれる日だったので、弁当も作ってもらえました。良かった〜!一人だったら、梅干しひとつの日の丸弁当です(笑)。この楊枝いいでしょう?素材は〈クロモジ〉で、自分で作りました。木工品作りが好きで、お昼ごはんのあと、休憩時間などに作業して楽しんでいます」